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『さぶ』山本周五郎
あらすじ

「お、お、おらあ思ったんだな。おにぎりが食べたいんだな」。うだつの上がらない裸の大将似のノリ混ぜ職人「さぶ」は、奉公に入ったときからおなじ障子屋に勤める栄二をよく思っていない。そこで長年の鬱積を晴らすため「さぶ」は一計を案じる・・・。もののみごとに罠に嵌められた栄二だったが持ち前の腕っ節とIQを活かして刑務所のホモ男たちをつぎつぎと手玉に取り、やがては看守まで巻き込んで刑務所を自らの支配下に治めるのだった。ホモ男達に習字を教え平均IQ向上を図るなど「さぶ」への復讐を虎視眈々と準備する栄二だったが、「さぶ」の差し金による反乱分子たちの巨石攻撃で足を痛め、一時の療養を余儀なくされる。その間にも居酒屋の女主人「おのぶ」による毒饅頭差し入れ作戦、栄二のストーカー「おすえ」の嫁入り作戦など容赦なしの奇策を次々と講じる「さぶ」。晴れて出所した栄二だったが「おすえ」の色仕掛けにはまり、二人は祝言を挙げる。すべては「さぶ」の描いた絵のとおりに事が進むはずだったが「おすえ」の告白で事態は急変し・・・。男どうしの愛と友情、江戸の風情を満喫できるエロチック・ラブコメディ。
(※個人の記憶に基づくため、すべてこの通りとは限りません)


テーマ

(1)罠に嵌められて怒っていても、いつかは冷める。→世の中、やったもん勝ち。やられ損。
(2)優秀な人間とて一人の力でその地位にあるのではない。陰でみんなが支えてくれてる。


感想

直木賞系の小説は「これって、わざわざ時間かけて小説読まなくてもテレビドラマ化か映画化されたの見ればいいじゃん」的な、小説である意味が全くないものが多いが、単なる「物語」「あらすじ」にとどまらない深さがあってよかった。

ブログ内、関連リンク「新潮文庫の100冊と「さぶ」」

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2009/08/11
(火) 09:24:42 | | #[ 編集]
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